ケガの処置にはRICEが必須です

      2017/06/17

ケガの際の応急処置について

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RICE処置ご存知ですか?

特にスポーツの現場に関わる指導者さんや親御さんは、覚えておいてほしい処置です。

 

ICEとは、下に列挙したように各処置の頭文字をとったものです。

  1. Rest(レスト)          :局部の安静
  2. Icing(アイシング)        :冷却
  3. Compression(コンプレッション) :圧迫
  4. Elevation(エレベーション)    :拳上

RICE処置の最大の目的は、炎症を抑えて腫れを最小限にとどめることです。

この処置を行うことが、競技や日常生活への早期復帰につながります。

では、解説します。

 

Rest:安静です

ケガをしたところは、動かさないことです。

例えば、スポーツをしている方で多いケガの一つである足首の捻挫

体重をかけることは、お勧めできません。

チョコチョコと足をつけながら歩くのも避けたほうがよいでしょう。

 

Icing:冷却

ビニール袋や氷嚢に氷をいれて患部を直接冷やします。

時間は、15分程度

しばらく(20分)休んでから、またアイシング。

これを繰り返します。

連続して冷やし続けると凍傷の恐れがあります。必ず休みを間に入れましょう。

入浴も2~3日は控えたほうがよいでしょう。

 

それからシップについて

痛いときにはシップを貼りますが、

シップには冷やす効果はありません。

ひんやりした感じがするだけです。

受傷直後は、必ず氷で冷やしましょう!!

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Compression(コンプレッション):圧迫

患部の圧迫です。

弾性包帯で少しきつめに巻きます。そうすることで内出血の量を少なくします。

 

Elevation(エレベーション):拳上

患部を心臓よりも高い位置に置いておきます。

特に下肢のケガの際は、足の下に枕などを置いて心臓よりも高い位置をキープします。

椅子やベンチがあれば、そこに足をのせて寝ころべばOKです。

 

ケガをした際の適切な処置が今後の競技復帰には、とても重要です。

不測の事態に備えて覚えておいてください。

 

当院では、競技復帰へのお手伝いをさせていただきます。

 

肩こり、腰痛、五十肩などでお悩みの方、ご相談ください。

名古屋市北区のはり・きゅう接骨院

つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ

名古屋市北区憧旛町1-19

TEL 052-917-1118

予約優先制です。

周囲を気にすることなくプライベートな空間で施術の提供を致します。

 

 

引用画像:http://www.resc-web.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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