インナーユニット
2016/09/27
インナーユニットとは、体幹のコア(核)を形成する部分のことです。
体幹の深部です。
上部が横隔膜、下部は骨盤底筋群、
腹部の周囲を取り囲むように腹横筋と背面の多裂筋で構成されています。
インナーユニットは全ての身体動作の予備動作に関係しています。
関節を最適な状態に保つために運動を開始する前に働きだし運動の準備をしています。
例として、手を挙げる際に正常ならば肩の筋肉が収縮を始める少し前からインナーユニットは収縮を開始して
脊柱の安定を図ります。
体幹が働くというのは、頭部・四肢が自由に動き出せることです。
体幹は何かと同時に使うものであり,四肢・頭部を使うための基盤として体幹があります。
体幹が働き、四肢が自由に動き出せるための機能として、
腹圧が持続的にかかり動作ができることが重要と考えています。
腹圧にかかわる筋は「横隔膜・骨盤底筋群・腹横筋・多裂筋」があり、
これらは一つのユニットとして腹腔内圧の上昇を行う機能があります。
常に一緒に働いています。
腹圧が高まると脊柱の剛性が高まり、体幹の安定性が高まります。
インナーユニットの活性化をはかり、
腹圧を高め、体幹の安定性が高まれば、
腰痛の改善やポッコリお腹の解消、姿勢改善に繋がります。
当院では、インナーユニットの強化を組み込んだ腰痛改善プログラムをご用意しております。
興味のある方は、お問い合わせください。
引用画像:http://yugaminaosu-smile.com/
http://www.kairax.com/