住宅改修 その3
2019/03/02
こんにちは。
名古屋市北区志賀本通駅より徒歩3分
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
院長の塚本です。
7月13日、厚生労働省は、介護保険の住宅改修を実施する際、
複数の事業者から見積もりを取ることを利用者に促すよう、
担当のケアマネジャーに義務づけるルールを新たに定めました。
●なぜ、このようなルールができたのでしょう?
まず、背景にあるのが、介護給付費の問題。
介護給付費は、増加の一途です。
制度が始まった時から比べると、約3倍の10.8兆円まで膨れ上がっています。
今後、しばらくは増加傾向でしょうから、何とかして、給付費を削減しないとまずいですよね。
さらに、今後は、介護施設の不足も相まって,在宅での介護が主流になりつつあります。
そうなると、住宅改修費用については、今後さらに増加していくとも考えられるのです。
●複数の業者から見積りをとる相見積もりでどんなメリットがあるのでしょう?
これまでは、事業者によって技術や施工水準、価格に大きなばらつきがあるのが実情でした。
ひどいケースでは、手すり1本数万円の請求や必要のない工事をされてしまうなんてことも・・・
相見積もりを取ることで
利用者は、高額な見積もりを出す事業者を避けるようになるため、
事業者間に価格競争をもたらし、全体としての価格の適正化・低額化を図ることができるわけです。
利用者が不利益をこうむらないように選択肢を増やし、給付費の適正化を行うために、今回の改正が行われたわけです。
●トラブルは?
現状、介護保険の住宅改修が適正に行われていないことは多く、工事後にトラブルに発展する場合もよくあります。
その原因の1つとして、家族やケアマネジャーが、建築に関する専門知識を十分に持っていないことが挙げられます。
事業者によっても提案の内容が変わることは、十分考えられますので
複数の事業者にみてもらうことで不必要な改修を避けることができ、
後々のトラブルに発展せずに済むことが可能となります。
●住宅改修をする場合は、
★ 本当に必要な改修なのか?
★ 改修することで利用者が、抱えている問題が、解決するのか?
★ 改修することが、介護予防につながるのか?
などを客観的に検討し、判断する必要が、あります。
改修を行う前に、こうした「住宅改修の妥当性」についてよく理解しておくことが重要です。
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