肩の痛み 症例報告
2018/01/12
肩の痛みの症例報告です。
野球部に所属する高校生です。
ポジションは、ピッチャー。
「投球中・投球後に肩が痛い。」との事で来院されました。
評価
肩関節の可動域は保たれています。
しかし、肩関節90°外転で痛みの訴えがありました。
圧痛 大結節・棘下筋・棘上筋
棘下筋は筋緊張+
empty can test エンプティ-キャンテスト・full can test フルキャンテスト 違和感あり
スピードテスト・ヤーガソンテスト 陰性
これらをふまえ、インピンジメント症候群と想定し施術
施術内容
物理療法
鍼通電療法
マサージ
運動療法指導
部活では、筋力トレーニングにも積極的に取り組んでいる様子で、
メニューを確認してみると、上半身の強化ではベンチプレスや腕立て伏せなど
主に大胸筋に対してのアプローチが多く、
肩のインナーマッスル(ローテーターカフ)に対してのアプローチはありませんでした。
そこでローテータカフの働きを肩関節の模型とイラストを使い説明し
ローテーターカフのトレーニング方法を実施・指導しました。
特に道具は使用せず、腕の重みのみを利用したローテーターカフのトレーニングですが、
感想を聞いてみると
「かなりキツイ!」との事でした。
筋力トレーニングのメニューに追加してもらうようお願いしました。
投球動作など肩関節に繰り返し負荷のかかる動作では、ローテータカフの働きが非常に重要になります。
部活に所属している方や日頃から運動に取り組まれている方
ケガをしない・痛みを引き起こさないカラダづくりに取り組みませんか?
少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
五十肩やその他肩関節疾患でお困りの方は、お問い合わせください。
名古屋市北区のはり・きゅう接骨院
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
名古屋市北区憧旛町1-19
TEL 052-917-1118
予約優先制です。
プライベートな空間で施術の提供を致します。