上腕二頭筋長頭腱炎
2020/09/09
こんにちは。
名古屋市北区志賀本通駅より徒歩3分
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
院長の塚本です。
肩の痛みとして分類される上腕二頭筋長頭腱炎についてです。
上腕二頭筋とは、肘を曲げるとギュッと膨らむポパイの力こぶで知られる筋肉です。
主な働きは、肘を曲げることと手のひらを上に向ける動作(前腕の回外)になります。
しかし、筋肉の走行上、腕を挙げる肩関節の動きにも関与します。
上の図は、上腕二頭筋の走行を表しています。
腕の骨(上腕骨)の骨の凹凸にあたる大結節と小結節の間(結節間溝)を上腕二頭筋の長頭が通過しているのがわかると思います。
そのため、肩関節の動きに合わせて二頭筋の長頭も円滑な動きが求められます。
また構造上、非常に機械的なストレス(摩擦)を受けやすく、痛みをおこし易いです。
上腕二頭筋長頭腱炎は、年齢は50~70歳の男性に好発します。
また、投球動作の多いスポーツをされている方にもよくみられます。
理学所見では、スピードテストやヤーガソンテストが陽性となります。
結節間溝部は非常にデリケートな場所でもあるので、施術は慎重に行う必要があります。
出来るだけソフトにですね。
当院では、肩関節の施術に力をいれています。
適切な評価・状態の説明を行うことで患者様に疾患の理解を深めていただくことが重要です。
治療は、痛みの緩和と運動療法となります。
痛みの緩和には、鍼治療が有効だと思われます。
運動療法は、肩上腕二頭筋長頭腱にかかる刺激・ストレスの軽減を図るため
肩関節、肩甲骨の安定化を目的としたトレーニングが必須となります。
肩関節疾患でお困りの方は、お問い合わせください。
名古屋市北区のはり・きゅう接骨院
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
名古屋市北区憧旛町1-19
TEL 052-917-1118
予約優先制です。
周囲を気にすることなくプライベートな空間で施術の提供を致します。
引用画像:http://mominoki-kagitori.com/