顎関節の構造

      2016/10/07

関節は頭の骨の一部である側頭骨のくぼみ(下顎窩)に下あごの骨である下顎骨の下顎頭が入り込む構造で,

その間にクッションの役割をする関節円板という組織が挟み込まれています。

図のほうがわかりやすいです。

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位置は、耳の穴の前方約10mmで皮膚表面から15mmほどのところにあります。

このあたりに指をあてて口を開閉すると関節の動きを触知することが出来るとおもいます。

構造は、手足の関節と同じでよくあるものですが、

顎関節の動きは、非常にユニークです。

口を大きく開ける際に、下顎頭が下顎窩からさらに前に出るように動きます.

 

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この動きは,四肢の関節にはない顎関節特有の動きです.

これは、食べ物を咀嚼(噛み砕く・すり潰す)際に顎が前後左右に動く必要があるからです。

関節円板は、下顎頭をほっかむりのようにおおい、クッションの役割をしています。

口の開閉に伴い関節円板は,下顎頭と協調して開口時には前に移動したり,閉口時には後ろに戻ったりします.

この動きの中で、関節円板が引っかかったり、上手く戻れなかったりすると

関節音や痛みとして症状が出現します。

顎関節症の7割に関節円板の障害があるとされています。

 

顎関節症には、症状や顎関節症のタイプによって鍼灸治療が非常に効果的です。

その場で大きな変化が得られることもあります。

顎関節症のでお悩みの方はお問い合わせください。

 

 

引用画像:http://www.asahi-pdi.com/

 

 

 

 

 

 

 

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