転倒予防にすねの筋肉が大事です!!
2017/09/08
要支援、要介護者のための転倒予防情報をお送りします。
転倒予防の参考にしていただければ幸いです。
今回は、すねの筋肉に注目です。
すねの前の筋肉(前脛骨筋)について
この筋肉をマッサージや指圧をすると
「よく効きます。」
「すごくイタ気持ちい感じがする」
このような声よくいただきます。
この筋肉は、足首の動きに関係するため、バランスを保つのに非常に重要な働きをします。
身体の揺れや地面の微妙な凹凸、段差など様々な変化に素早く反応して体のバランスを保ちます。
つまり、立っている時、歩いている時には、常にこの筋肉が働いて、バランスを保つため一役買っています。
ですので当然、疲労もするはずです。
この筋肉の作用は?
すねの筋肉(前脛骨筋)は、足首を反らせる働きがあります。
バランスを保つためにも重要ですが、
「最近、歩いている時によくつまずいてしまう。」
「自宅のじゅうたんや敷居などに足がひっかけて転んでしまった。」
こんな方は、この筋肉が上手く働いていないかもしれません。
ではなぜ、上手く機能しなのでしょうか?
上手く働かない理由の一つにふくらはぎの筋肉のこわばりがあります。
高齢の方では、ふくらはぎのこわばりが原因で足首を反らすことが出来ない方が非常に多いです。
ストレッチでしっかり伸ばしてあげましょう!
筋肉の柔軟性を上げることで、ふくらはぎがつるのも予防することができます。
ストレッチ方法
ポイント
かかとは浮かさないこと。
つま先はまっすぐ前を向きましょう。
膝は伸ばしましょう。
トレーニング方法は、
つま先を挙げるだけ!
寝ても、座っても、立ってでも出来るトレーニングです。
是非、試してみてください!
訪問マッサージの経験から
訪問マッサージは、自らで歩いて通院が困難な方のお宅に伺い施術します。
要支援、要介護の方がほとんどです。
訪問させていただいている高齢者の足首はほとんどの人が「硬い」印象です。
筋力はあっても可動性はあまりありません。
そのため、足首でバランスをとる機能が発揮しにくい状態ですので、
股関節に頼ったバランス保持をします。
股関節のみのバランス保持では、転倒の危険性が高くなります。
人間の関節は、よほど気をつけてケアしていないと徐々に可動域が小さくなります。
一度動きにくくなった関節がもとのように動くには、多くの時間と労力を要します。
まだ身体がしっかり動くときから、対策を取っておくのが転倒予防には有効でしょう。
転倒予防対策していますか?
「自分は大丈夫」なんて思っていませんか?
年齢と共にバランス能力は低下します。
シニア世代から対策しておくとよいと思います。
当院では、転倒予防に特化、重点を置いた施術メニューを提案しています。
お身体のメンテナンスと併せて将来に備えてみてはいかがですか?
お気軽にご相談ください。
当院では、「寝たきり」や「歩行困難」で通院して治療を受ける事が困難な患者様が、
医療保険を使ってご自宅で受けられる訪問マッサージ治療を行っております。
当院での訪問マッサージは、自立支援が目的です。
筋力訓練やバランス訓練などの運動療法を施術に組み込むことで、
日常生活の改善につなげていきます。
「自分で起き上がれた。」
「自分で楽に立ち上がれた。」
「トイレに行けるようになった。」
このような声いただいております。
介護でお困りの方・ご家族様のお手伝いができればと考えております。
お気軽にお問い合わせください。
名古屋市北区のはり・きゅう接骨院
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
名古屋市北区憧旛町1-19
介護をかえる!「予防」があります。
当院へのアクセス:地下鉄志賀本通駅3、4番出口より北へ徒歩3分
院の外観です