腱板損傷・腱板断裂
2020/09/01
こんにちは。
名古屋市北区志賀本通駅より徒歩3分
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
院長の塚本です。
腱板損傷・腱板断裂 肩の痛みで病院を受診してこのような診断名をいただいた方、多いのではないでしょうか?
そもそも腱板とは??ですよね。
腱板とは、肩甲骨から上腕骨にむかって4つの筋肉が走っています。
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
この4つの筋肉を総称して腱板(ローテータカフ)と呼びます。
腱板の働きは、ズバリ、肩の動きを安定化!!
肩関節は、人の関節のなかでは1番動きが大きい関節です。大きいが故の弊害は、不安定なところ。
そのため脱臼もよく起こってしまうのですが・・・
そんな肩関節の安定化に重要なのがこの腱板の働きになります。
詳しくはこちらを参考にしてください 回旋筋腱板(ローテータカフ)働き
肩や腕の使い過ぎでの疲労や加齢によって腱板の働きが弱くなると腕を挙げたときの痛みや違和感として症状がでます。
また腱板は、加齢と共に脆くなりやすく部分的に損傷したり、断裂してしまいます。
40歳以上の男性(男62%、女38%)、右肩に好発します。発症年齢のピークは60代です。
肩の運動障害・運動痛・夜間痛を訴えます。
五十肩との違いは、運動痛はありますが、多くの患者さんはなんとか腕を挙げることができます。
こんな方は要注意!
☑ 40歳以上 男性 、ピークは60代
☑ 肩を動かすと痛い
☑ 夜、痛みで目が醒める
☑ 痛みはあるが、何とか腕は上がる
腱板断裂の背景には、腱板が骨と骨(肩峰と上腕骨頭)にはさまれているという解剖学的関係と、腱板の老化があります。
治療
痛みがあったり、不自然な肩の動きや姿勢は、肩周囲の筋肉を緊張させます。
筋肉の緊張を和らげ、痛みの軽減をはかるためマッサージや鍼治療、電気治療を行います。
しっかりと緊張を和らげた後、運動療法に取り組むことが有効です。
回旋筋腱板のすべてが断裂することは少ないので、残っている腱板の機能を賦活させる回旋筋腱板機能訓練は有効です。
腱板損傷の治療では、腕や肩甲骨が、正しく、安定して動くように導いてあげることが重要です。
また、セルフケアは、早期の回復には必須になりますので根気強く続けていくことをおススメします。
当院では、肩関節の施術に力をいれています。
適切な評価・状態の説明を行うことで患者様に疾患の理解を深めていただくことが重要です。
マッサージや鍼灸で痛みを改善し、運動療法を実施・指導することで日常生活の改善につなげていきます。
五十肩など肩関節疾患でお困りの方は、お問い合わせください。
名古屋市北区のはり・きゅう接骨院
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
名古屋市北区憧旛町1-19
TEL 052-917-1118
予約優先制です。
プライベートな空間で施術の提供を致します。
引用画像:http://pure-minamina.blogspot.jp/
いらすとや https://www.irasutoya.com/