テニス肘 上腕骨外側上顆炎
2022/11/18
テニス肘 (上腕骨外側上顆炎)とは
こんにちは。
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ 塚本です。
わたしの趣味は、テニスです。
とは言っても初級レベルで、週に1回のテニススクールに通うことを楽しみにしています。
はじめたばかりのころは、まともに球が飛ぶこともなく「すみません「」と謝ってばかりでした。
最近は、上手な方の胸を借りながらではありますが、ラリーが続くようになってきましたのですごく楽しくなってきました。
今回のテーマは、テニス肘です。
実は私も、テニス肘になりました。通常のレッスンにプラスして練習したときでした。
少し頑張りすぎたのでしょうか・・・、かなり痛かったのを覚えています。
テニスのプレイ中やその後に肘が痛むケースとは?
テニスでボールを打つ動作には、フォアハンドとバックハンドの動作があります。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、バックハンドの際に問題になる肘の痛みについてです。
球を打ち返す際には、とても強い衝撃が加わります。
その衝撃に打ち勝つための力が必要となります。
特にバックハンドストロークの際には、
手首を反らす筋肉(前腕伸筋群)を働かせることで衝撃にたいして抵抗しています。
この動作が繰り返されることで、筋肉の付着部分である肘の外側(上腕骨外側上顆)で痛みがおこります。
これがテニス肘が起こる原因です。
テニス肘の症状は、肘の外側に痛みがでます。
押して痛い、手首の動きに合わせて痛いなどの症状が出ます。
テニス以外でもこのような症状は出現します。
例えば、デスクワークでのPC作業、タイピング、マウスの操作などでも起こりやすいです。
タイピングは基本的には、指の動作がメインですが、この指を上手に効率よく働かせるためには、手首を反らしておく必要があります。
試してみてください。
タオルや棒を強く握ってみてください。
手首は、自然と反っているはずです。
手首が反っていないと強く握ることは難しいです。
この様に、タイピングなど一見、関係のなさそうな動作でも長時間負荷がかかり続けることによって
手首を反らす筋肉(前腕伸筋群)に負担が掛かり、肘の痛みにつながります。
確認してください。
チェアテスト
この様に椅子を持ち上げた際に肘の周囲に痛みが誘発されれば、テニス肘の可能性が高いです。
このようなケースで痛みが出てします時は、重たいものを持つときに工夫が必要です。
治療方法
テニスの最中に痛みがでれば、まずはRICEです。
炎症を抑えてあげることが大切です。
その後は、筋肉にかかる負担を減らしてあげることが重要です。
電気治療で痛みを抑えていき、
マッサージや鍼で負担のかかった筋肉を緩めてあげましょう。
当院では、鍼治療をおススメします。
もちろん苦手な施術は強制しませんので、その際はお申し付けください。
テニス肘の予防方法
ストレッチやテーピングも負担軽減に有効な手段ですのでその方法をご紹介いたします。
ストレッチ方法
テーピング方法
用意していただくもの
テーピング(幅が5cmのキネシオテープ、キネシオロジーテープと記載があるものを選んでください。)
ハサミ
テーピングをカットします。
手首から肘までの長さのテープ×1本
肘の周りをひと巻きした長さのテープ×1本
手首の周りをひと巻きした長さのテープ×1本
テープを貼っていきます。
肘の外側(上腕骨外側上顆)が炎症を起こしているところです。
手首から肘にむかって軽く引っぱりながら貼っていきます。
肘を超えて5cm辺りまでが目安です。
あまり強く引っぱりすぎないように注意してください。
次に肘の下を巻きます。
最初に貼ったテープの上からぐるっと軽くひと巻き。
締め付けすぎは禁物ですので、強く引っぱらないように!
手首の上辺りも同様に巻きます。
これで完成です。
とても簡単ですよね。
ストレッチやテーピングでセルフケアに努めましょう。
テニス肘、上腕骨外側上顆炎でお悩みの方
ご相談ください。
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