高齢者によくある骨折、きっかけは転倒です
転んで手をついて骨折。
この骨折「橈骨遠位端骨折」という診断名がつきます。
手首の少し上の辺りが折れてしまいます。
とても多くの方がこの骨折をします。
そして圧倒的に女性が多い気がします。
やはり、背景に骨粗しょう症があると思われます。
骨折なので、ほとんどのケースでギプス固定します。
期間は1~1.5ヶ月。
骨折の程度によっては、手術の選択もあります。
予後はそれ程悪くないのですが、ギプス固定期間中は注意が必要です。
ギプス固定の写真です。
指先は固定されていないことがわかると思います。
つまり、
指先は動かしても「問題ない」ということです。
しかし、残念ながら「安静に、大事に大事に」してしまう方が多いのが実際です。
その結果、
指まで固まって動かなくなってしまうケースが多いのです。
指が使えなくなってしまうと日常生活にかなりの支障が出てしまいます。
結果として、指先のリハビリも必要となってしまうため、リハビリ期間が延びてしまいがちです。
対策
ギプス固定期間中もしっかり指先は動かしていきましょう!
試してみてください!
次は、つまむ動作です。
親指と人差し指、中指、薬指、小指とでつまむ動作を行います。
これくらい動かしても問題ありません。
こうして指を動かしていくことで拘縮の予防にもなりますし
手の腫れの軽減にもなります。
今回ご紹介させていただいた方法でなくても結構ですので
とにかく指先を動かすことが大切です。
さらに大事なことは、転ばないことです。
転倒予防対策していますか?
自分は大丈夫なんて思っていませんか?
年齢と共にバランス能力は低下します。
シニア世代から対策しておくとよいと思います。
当院では、転倒予防に特化、重点を置いた施術メニューを提案しています。
お身体のメンテナンスと併せて将来に備えてみてはいかがですか?
お気軽にご相談ください。
肩こりや腰痛、五十肩などお身体の不調・お悩みございませんか?
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名古屋市北区のはり・きゅう接骨院
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
名古屋市北区憧旛町1-19
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