お皿
2017/06/17
膝のお皿
膝のお皿について耳にしたことがあると思いますが、ご存知ですか?
このお皿、解剖学的には、膝蓋骨といいます。
膝の痛みやその後のケアにおいて考慮しなければならない存在です。
膝蓋骨は大腿骨と関節をつくります。
この関節を、膝蓋大腿関節といいます。
この関節も膝の痛みを引き起こす関節の一つです。
膝蓋骨の役割
衝撃から盾になって膝を守る働きがあります。
転倒や交通事故などで、直接、強い力が加わると骨折してしまうこともあります。
さらにもう一つ。
膝蓋骨は、膝を伸ばす力=大腿四頭筋の効率化に大きく関わります。
この際に大切なのは、膝蓋骨の動きです。
膝蓋骨は上下、内側・外側に動きます。
この動きが何らかの原因で障害されると大腿四頭筋の力が上手く発揮できなかったり、
膝関節の動きの制限につながります。
最近、「階段の昇り降りで膝の前面が痛く、屈伸時にパキパキと音が鳴る。」
という症例がありました。
この症例は、膝蓋骨の動きの障害によって起きた痛みだと考えられます。
太ももの裏(ハムストリング)やふくらはぎ(腓腹筋)の筋肉の短縮でも
膝蓋骨の動きは障害されますので、ケアが必要になります。
膝のお皿を動かしてあげましょう
膝蓋骨の動きを出すことは、自身でも可能な事です。
上の写真にあるように上下、内外と動かします。
特に入浴後が効果的かと思います。
注意点としては、動かした際に痛みがある方や、
膝蓋骨脱臼の経験がある方は避けておいたほうがよいです。
膝痛、肩こり、腰痛、五十肩などでお悩みの方、ご相談ください。
名古屋市北区のはり・きゅう接骨院
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
名古屋市北区憧旛町1-19
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プライベートな空間で施術の提供を致します。
引用画像:http://healthil.jp/