頸椎椎間板ヘルニア
2017/10/11
頸椎椎間板ヘルニア
ヘルニアとは、突出・脱出という意味です。
背骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板の中から髄核というものが飛び出した状態がヘルニアです。
ヘルニアについては腰椎椎間板ヘルニアのページを参照してください。
原因は、加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、
脊髄からわかれて上肢へゆく神経が、圧迫されたり刺激されたりして症状が起こります。
パソコンの画面などを頚をそらせて長時間見ていることも原因となることがあります。
原因は、加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、
下の図のように、顎を突き出した状態だと頸椎は反ってしまいます。
特徴的な症状は、腕や手指にかけて痛みやシビレが出現します。
腕や指先の力が低下したり感覚に問題が起きることもあります。
頚を後ろに反らせる・上を向くと症状が増悪してしまいます。
上を向いたり、うがいをする際に症状が増悪する場合は、注意が必要です。
お仕事で上を向く動作が多い方は、注意が必要です。
腕や手のしびれ・痛みがあり、頚椎を後方へそらせると症状が増強し、
レントゲンで頚椎症性変化を認めることで診断します。
MRIで神経根の圧迫を確認しにくい場合もあります。
腕や手にしびれや痛みを引き起こす疾患は、頸椎のヘルニア以外にも
胸郭出口症候群や手根管症候群などがありますのでしっかりとした鑑別が必要です。
予後はそれほど悪くありませんが、筋力低下や感覚障害が強い場合は、手術の対象になることがあります。
また日常生活では、頚を反らせる動作は出来るだけ避けたほうが良いでしょう。
デスクワーク時の不良姿勢も症状増悪の一因となります。
頚の痛みや肩凝りでお悩みの方はお問い合わせください。
名古屋市北区のはり・きゅう接骨院
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
名古屋市北区憧旛町1-19
予約優先制です。
プライベートな空間での施術を提供致します。
引用画像:https://kaumo.jp