肩こりと肩甲骨
2022/10/25
肩こりとの関係が深い肩甲骨について
肩甲骨について考えたことありますか~?
こんにちは。
名古屋市北区 つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
院長の塚本です。
冒頭で肩甲骨について考えたことありますか~?なんて偉そうに聞いていますが、
私、この業界を志すまで肩甲骨のことを健康骨だと思っていましたから・・・
この辺を押してもらうと健康になると思ってたんです・・・
ヤバいですよね・・・
今回は、肩こりに大いに関係しているといわれている肩甲骨。
肩甲骨についてチョット理解が深まれば、肩こりの改善につながります。
肩甲骨とは?
肩甲骨は、からだの中でも比較的大きな骨です。
背中側に位置して、腕の骨(上腕骨)と鎖骨とで連結して関節をつくっています。
比較的大きな骨ですが、それ以外は、背中に浮いています。
通常、からだの関節は、靭帯や関節包なんかで過度に動かないようにされていることが多いです。
しかし、肩甲骨は靭帯などでは固定されていません。
背中に浮いた肩甲骨を支えているのが、肩甲骨周辺の筋肉です。
肩甲骨に着いている筋肉は、17個もあります。この数は、かなり多いです。
このことからも、肩甲骨が筋肉に支えられているかがわかります。
肩甲骨は動くの?
肩甲骨は動きます。
腕の動きや姿勢に合わせてその位置を変化させています。
肩をすくめれば上へ
背骨のほうへ寄せることもできますし、背骨から離れていくこともできます。
腕を挙げれば、上方へねじれながら上がっていきます。
詳しくは、肩甲胸郭関節を参照してください。
肩甲骨が動かないとどうしていけないのか?
本来、肩甲骨は非常に大きく動きます。柔軟性があります。
しかし、デスクワーク時の不良姿勢、スマートフォンの使用、運動不足などで肩甲骨の位置は固定されがちです。
肩甲骨の位置が固定されてしまうと特定の筋肉に大きな負担が掛かってしまいます。
この負担が筋肉の緊張を生み出し、結果としては肩の痛みや肩こりの原因に・・・。
肩こり以外にも、肩甲骨は腕の動きと連動しているので、
野球に代表される投げる動作のあるスポーツでは、パフォーマンスの向上やケガの予防につながります。
五十肩や四十肩の肩関節のトラブルの改善や予防にも効果が期待できます。
肩甲骨を柔らかくするメリット
●肩こりの改善・予防
●五十肩やその他の肩関節疾患の改善・予防
●スポーツのパフォーマンスの向上
●スポーツでのケガの予防
どんな姿勢がよくないの?
良くない姿勢の代表格、いわゆる猫背です。
猫背の姿勢になると肩甲骨の位置は、外側に移動して固定されがちです。
肩甲骨のさび付き度をチェックしてみてください。
よ~く動く肩甲骨ならできて当たり前!!
できない人は肩こり予備軍かも・・・
楽に上げ続けられますか?
腕は伸ばしたまま肩をすくめて、ストンと落とす。
10回ほどスムーズに繰り返します。
肩から背中にかけて
疲労を感じなければOK!
□OK 疲労を感じない
□NG 疲労を感じる
手のひらを合わせて腕は伸ばしたままバンザイ
耳の真横まで腕が上がりますか?
□OK できる。
□NG できない。
背中で両手がタッチできますか?
□ できる
□ できない
腰を反らさず肩を壁につける!
両足はそろえて、頭とかかとは壁につけます。
このポジションから肩を壁につけます。
この時、腰を反らしてはいけません!
腰を反らさずに
□ できる
□ できない
最後は、背中で合掌。
チョット厳しいですかね?
ちなみにプロ野球の大谷翔平選手、プロゴルファーの石川遼選手、この二人の肩甲骨の動きは、すごいです。
ありえない方向に腕がまわります。
この可動性が、素晴らしいパフォーマンスを生む一因なんですね。
スポーツをされる方には、肩甲骨の動きは必須なんですね。
気になった方は、検索してみてください。
こちらもどうぞ参考にしてください。肩こりケア 胸の前のケアもお忘れなく
さび付いた肩甲骨を動かしてあげましょう。
デスクワーク時や肩こりが気になったときに試してみてください。
まずは、こちらからどうぞ!!
スタートポジションは、正しく座りましょう。
両手をそろえて腕を挙げていきます。
肩甲骨の動きが悪い方は、ここまで挙がらないかもしれませんので、挙がるところまでで結構です。
手のひらを外側に向けながら腕を下ろしていきます。
肩甲骨が内側に寄ってくるのを意識してください。
手のひらは外に向けたまま徐々に腕を降ろしていきながら、
スタートポジションに戻ります。
しっかり肩甲骨の動きを意識してください。なんとなくやるよりも効果的です。
これを3~5回おこないましょう。
次はこちら
手を後ろで組み、胸を張ります。
こうすることで、肩甲骨は中心(背骨)へ寄ります。
中心へ寄せた肩甲骨を上下させましょう。
10回程度おこなってくださ。
さらにキャットバックで肩甲骨と背骨の動きを獲得しましょう。
四つ這いの姿勢です。
背中を丸めながら天井へ引き上げていきます。
この時、骨盤から腰、胸の順で動かすことを意識してください。
十分に丸まったら、今度は反らしていきます。
この時も骨盤から順に反らしていくとよいでしょう。
四つ這いの姿勢を維持しながらおこなうことで、
体幹部分、股関節、肩甲骨周辺の筋肉の強化につながります。
身体を丸める、反らせるを交互に3~5セット目安におこなってください。
つらい肩こりに効果的です。
当院では、マッサージや電気治療、はり・きゅうの治療に合わせて、ひめトレの提案をしています。
疲れた身体をいたわってください。
チョットした運動で肩甲骨は動き出します。軽い運動は症状の改善に効果的です。
筋膜リリースやマッサージ、はり・きゅう、トリガーポイント療法を行うことで相乗効果も期待できます。
この機に肩こり改善に取り組みませんか?
当院では、肩こり改善プログラムをご用意しております。
あなたの希望に合わせたオーダーメイドの施術を提供いたします。
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筋膜リリースやトリガーポイント治療はお任せください。
手技だけではなく鍼やお灸も効果的です。
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