ヒールロッカー
2017/06/23
ヒールロッカーは歩行にとって大変重要な機能です
「いわば正常歩行の要」です。
”ヒールロッカー”が機能する最低条件、踵(かかと)から床に接地できているかどうかです。
ヒールロッカー機能により、下腿を前傾するように物理的に力が変換されますが、
この時に前脛骨筋が機能していないと、上手く下腿をコントロールできず、前に倒れてきません。
下腿が上手く前傾してくると、それにつられて今度は太ももの部分が前に引っ張られるため、
大腿骨が倒れ過ぎないようにコントロールするために大腿四頭筋も活動します。
大腿四頭筋が働かないと、膝折れ(膝くずれ)と呼ばれる異常現象が生じます。
つまり、大腿四頭筋は、膝が曲がっていかないように、脛骨に大腿骨をしっかり結び付けておく役割を担っています。
股関節や膝の疾患で関節に屈曲拘縮があるケース
膝や股関節が曲がってしまっている場合、踵が接地せず、足の裏全体で接地してしまいます。
歩いている時に膝が曲がった様に見える方は多くの場合、ヒールロッカーが機能していません。
このような場合、体を効率よく前に運べないので、歩いていてもすぐに疲れてしまいます。
高齢の方の場合、 多くの方が該当しているので、チェックして見て下さい。
また立位姿勢を取ったときに、円背になる方は股関節が屈曲している状態で歩行することになるので、
踵から地面に接地することは難しくなります。
当院では、「寝たきり」や「歩行困難」で通院して治療を受ける事が困難な患者様が、
医療保険を使ってご自宅で受けられるマッサージ治療を行っております。
当院での訪問マッサージは、自立支援が目的です。
筋力訓練やバランス訓練などの運動療法を施術に組み込むことで、
日常生活の改善につなげていきます。
介護でお困りの方・ご家族様のお手伝いができればと考えております。
お気軽にお問い合わせください。
名古屋市北区のはり・きゅう接骨院
つかもと接骨院/ワカバはりきゅうマッサージ
名古屋市北区憧旛町1-19
介護をかえる!「予防」があります。
引用画像:http://zi-gen.com/bowlegs-correction-2139
http://www.p-supply.co.jp/app/webroot/gs/3.html