顎関節症 症例報告
2017/06/20
顎関節症 症例報告
顎関節の症状が出ました。
自身の報告です。(すみません・・・)
朝起きたらなんだか顎が痛い。
指は2本しか入りません。
「また出たな」という感じです。
もう何年も前から年に数回、顎関節症の症状がでます。
顎関節症の治療に取り組もうと考えたのは、この経験があるからです。
経験があるから痛みを共有できます。
きっかけは、歯医者さんでの虫歯の治療でした。
虫歯治療翌日から顎の痛みが出ました。この時は、歯の治療で咬み合わせが悪くなったのかなと思いました。
歯医者さんに行くことも考えましたが、そもそも口が開かないんです。
ということで自分で何とかしてみようと思いました。
症状は、
顎関節部の痛み、
あごを動かす筋肉の咀嚼筋の圧痛、
口が開きません(開口障害)
でした。
開口障害は、人差し指が1本しか入りませんでした。
こうなると食事が大変です。
食べ物を口に入れる、噛むたびに痛いので食べること自体が苦痛でした。
とりあえず、○○インゼリー流し込むことで対処
なんとかしなければと思い、マッサージ・指圧。
しかし、これ、人に施すのは全然苦にならないのですが、
自分でやるのは、結構めんどくさい。
「なにか別の方法を」と考える。
私は鍼灸師なんですが、このころ整形外科勤務でしたので鍼灸という発想が乏しかった。
が、ようやく鍼灸の存在に気付きます。遅いですね。
とりあえず、顎関節部、咬筋、側頭筋の圧痛部3か所に刺鍼、10~15分置鍼、抜鍼後、評価します。
人差し指しか入らなかった開口障害が中指も入るまで広がりました。
2本指が入ることによってかなり食事のストレスは軽減されました。
翌日、痛みはまだ残っていました。前日同様、圧痛部を探り施術。
指が3本は入らないが、2.5本ぐらいに改善
その後は、ほとんど気にならない程度までなりました。
この時の実感として、
鍼はこの疾患に対してすごく効果的だなと感じました。
これ以来、顎関節症の症状が出るとすぐに鍼施術をおこないます。
鍼施術をすれば、症状はすぐに改善するので、「またか」と思う程度です。
ちなみに私は、起床時にしかなりません。
今まで歯ぎしりは指摘されたことがないので、
おそらく寝ているときに喰いしばっているのでしょう。
なんかストレスがあるのでしょうね・・・
いまも、鍼を刺したままこの文章を書いてます。
おそらく朝の時点よりは、症状は改善すると思います。
私の場合は、あごを動かす筋肉である咀嚼筋に大きな負担が掛かっていると思われます。
咀嚼筋の緊張が、開口障害を引き起こしたり、痛みの引き金(トリガーポイント)になっています。
咀嚼筋の緊張を緩めて、自身の関節の耐久力の範囲内に収めてあげることが顎関節の治療では、とても重要です。
その環境づくりに鍼灸治療はとても有効です。
顎関節症には、症状や顎関節症のタイプによって鍼灸治療が非常に効果的です。
その場で大きな変化が得られることもあります。
顎関節症のでお悩みの方はお問い合わせください。
名古屋市北区のはり・きゅう接骨院
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